清水
ひとことで言うなら、“チーム力の強さ”ですね。
創業者である清水敦と高村順久の二人は超がつくほどのベテラン弁護士。そのもとで、私たち中堅弁護士と知識欲旺盛な若手弁護士が集う当事務所。全世代が揃っていて、しかも上下の壁などが全くない。どんなことでも相談し合いながら、様々な依頼に対応しているところが一番の強みでしょう。
高村
確かに、弁護士間の垣根が低いですね。入所した時も、チームワークの良さに驚いたほどです。
たとえば大規模な事務所などは、完全分業制で他の弁護士がどんな案件に取り組んでいるのかなど、なかなか把握はできていないもの。その点、サン総合の協力体制はすごいと思う。案件によっては、弁護士全員でアイディアを出し合いながら方針を決めたりしていますものね。
清水
これはご依頼者にとっても、大きなメリット。より多くの弁護士が関わることで、より的確な様々な解決策を導き出せますから。
高村
弁護士それぞれが得意分野を持っているので、それを集結させない手はない。私たちが若手に教わることも多々ありますよね。
清水
若手は、ロースクールや研修を通じて最新の法律知識を学んできていますからね。その知識を私たちが吸収して、私たちの経験やノウハウを若手が吸収する。お互いに成長し合える環境ですね。
高村
最近は依頼される企業のご担当者も若い方が増えているので、話しやすいように若手弁護士が対応することも多くなりましたよね。それを私たちがしっかりとフォローする。ご相談のハードルが低いところも、サン総合の強みですね。
高村
清水先生は守備範囲がとても広いですね。
清水
入所した頃から、事業再生や会社更生など倒産関係の事件を数多く手掛けていて、私もその分野で鍛えられてきました。倒産事件には民法、会社法、労働法、知的財産法などあらゆる法律が関わってくるので、総合力が身に付いたんですよ。
中でも不動産取引や賃貸借に関する事件が多かったので、私の得意分野になっています。高村先生は、もともとは金融に関する事件を多くされていたそうですが、今は不動産賃貸借に関する事件や建築事件、相続事件も得意にされていますよね。
高村
はい。私たちに限らず、サン総合は弁護士それぞれに強みがありますね。労働法をよく勉強しているとか、多数の相続事件に関わってきたとか。だから、「事務所として、この領域が強い」というよりも、ご相談の内容に応じて、その分野に強いメンバーが担当できる。
清水
その通りですね。どんな分野のご相談であれ、そこに事務所全体で向き合っていくという姿勢を大事にしています。その点、ベテランから若手まで、いろんなカラーの弁護士が揃っているというのは強いと思いますね。
高村
「弁護士はフットワークや」。
これは、私が創業者である父から常に言われてきたことです。ただデスクで聞くだけデータを見るだけでは、ご相談内容の実情は掴めない。直接会社に出向いて、現場を見て、従業員さんからも話を聞きながら“生の情報”を得ることが、何より大切だと教えられてきました。「百聞は一見にしかず」ですね。法人案件だけでなく、たとえば交通事故などもまずは現場を見に行くようにしています。
清水
それが高村先生の凄いところだと、常々思っています。
私の場合は、とにかくチャレンジすること。その中でいかに新しいアイディアや柔軟な考え方を示せるか。そして1件1件異なる依頼に対して、しっかりと時間をかけて丁寧に応えていくこと。それが私たちのミッションだと考えています。
高村
“とことんご依頼者に寄り添いたい”という想いは、サン総合の弁護士全員に共通することですよね。
そこが高く評価されているから、顧問先のお客様とも長いお取引が続いている。なにより「相談しやすい」と言っていただけるのが嬉しいですね。
清水
弁護士と顧問契約をしていても、「こんなことを聞いたらダメかな」など、なかなか相談しづらいという方もいらっしゃるはず。
でもサン総合は、そんなことを感じさせない事務所。これは自信をもって言えますね。
高村
そこって大事ですよね。弁護士は決して偉くない。
もっと身近に感じてもらいたいものです。
高村
2003年に法人化したのは、「持続性のある事務所」を目指してのこと。その意味では、ベテラン×中堅×若手、全世代の弁護士が揃っているこの体制は、今後もずっと継続させていきたいですね。
清水
そうですね。世代の壁を越えて、刺激し合いながらサポートし合いながら、組織として成長したい。それが、弁護士一人ひとりのスキルアップにつながり、ご依頼者にしっかりと還元できますからね。チーム力という強みを大いに活かしながら、お互い頑張っていきましょう。